2013年4月18日木曜日

ポスティング会社人材育成法5(面接当日編)

いよいよ時間になり面接がスタートしました。
基本的には1次面接では人数が多いため数人での合同面接をする場合が多いと思います。
ここでまたフィルターにかけられます。

初めて会う方達なので性格も能力も全くわかりません。

そこでまずチェックされるのが第一印象。

頭の天辺からつま先までまずは見られます。

しっかりしているか!
身だしなみです。

寝癖がついていないか・・・
スーツのボタンが外れていないか・・・
Yシャツの裾が汚れていないか・・・
Yシャツが出てないか・・・
靴はきれいにしているか・・・
爪は切ってあるか・・・

理由は簡単です。

身だしなみが出来ない方を採用してしまいますと、お客様の会社に訪問した時にも汚い恰好で行かれて会社のイメージを悪くしてしまいます。

そこを防ぎます。

あとは履歴書、職務経歴書など直筆で一生懸命書いているか。
書き方を勉強して面接に望んでいるか。

次に会話力

質問された事に対して正確に答えられるか。
面接は本番です。
しっかり練習してきているか。
していない求職者を採用してしまうと商談でプレゼンする機会があった時に準備をしないで、これまた会社のイメージを悪くします。

大学生などは社会人経験がないので緊張してしまうのは仕方ないので、ここでも一生懸命発言しているかがポイントとなります。

若ければ教育次第で成長することが可能ですが、30歳を過ぎて上記の内容が出来ていない方は教育しても直りません。
会社としては採用しないほうが無難です。

大まかなこの幾つかのチェック項目だけでも2次面接に進むことが出来るのは半分以下になります。
それほどこの簡単なことが出来ない求職者が多いのが現実です。
そして我々中小零細企業ではそのような方がほとんどと言っていいほど割合が多く来ます。
理由は最低限の一般常識が出来る方は、当然一流大学に行っていますし、当然一流企業がすでい内定を与えています。

ようは一流企業に入れなかった方が中小零細企業の面接に訪れます。
当然レベルは低いし、就職者も会社が小さければやる気も起きない面接態度となります。

お互い悪循環です。

そのはっきり言って三流の人材でも磨けばダイヤになる原石を探して面接を繰り返し何名か採用させるのでしょう。

面接を受ける方は会社がどんなに零細企業でも全力でぶつかっていって欲しいです。
零細でもたくさん利益を出し、福利厚生が充実している会社もたくさんあります。

この時代大手がいい。っていうことはありません。
三流の人材が一流の企業に万が一入社出来たとしても一流の人材がたくさんいる中で生き残るのは大変です。

小さな会社でも自分の力を発揮してやりがいがある仕事もきっとあるはずです。

まずは全力でその日の面接を全力でアピールして下さい。

それが伝われば2次面接に進めるでしょう。
1次面接で落ちる人はそれが出来ていないのです。

そこで落ちたのは「面接官が悪い」「景気が悪い」などの言い訳を必ず言います。
それは自分が三流なのだと自覚して下さい。

人材を求めている企業は本当にたくさんあります。
言い訳をしたり会社を選んだりしているから内定が決まらないのです。
全力で面接にのぞまないから内定が決まらないのです。
何日も徹夜で面接の対策をしないから内定が決まらないのです。

一流でない人が何の努力もしないで面接の前日にちょっと勉強したくらいで内定が出る訳がありません。

もしそう思うなら明日からの面接!
気合を入れて頑張ってきて下さい!

次は二次面接編をお送りします。
零細企業の運営は大変である。

独立して最初の5年はご飯を食べるため(生きていくため)に働きます。

独立したては夢や希望に満ちてはおりますが、仕事がありません。

最初は自分で仕事を取り、自分でこなしていくしかありません。

時給計算をすると1時間1000円にならないお仕事もあり、バイトしたほうが稼げる!!と思ったりもする時期です。

そして徐々に信用をつけていき自分ではこなせなくなったら人材を募集するようになります。

パートさんは勤務地が近ければ事務作業などであればすぐに集められますが、正社員となるとそうはいきません。

中高年者の正社員であれば、ハローワークなどで来てくれる場合もありますが、新卒者の採用は本当に苦戦を強いられます。

普通に考えてわかることですが、大学を卒業して第2の人生を決める大事な就職先を昨日今日出来たばかりの零細企業に来るわけがありません。

来たらおかしいです(笑)

募集をした結果、もちろん誰も来ませんから採用できません。
しかし、人材がいないと仕事がこなせません。

その結果知り合いや友人などに声をかけて手伝ってもらったりもしますが、それもうまくいきません。

そんなことをやってると5年は過ぎてしまいます。

起業して5年経たずに解散、倒産、休眠に追い込まれてしまうのは、仕事が取れない!良い人材を獲得出来ない!この二つに尽きます。