2013年5月10日金曜日

零細企業出店の必勝法

我々零細企業はお金がありません。

借金はあっても貯金がないのが現状です。

弊社は去年掲げた目標の一つに「10年以内に50営業所を作る」というのがあります。

店舗の出店では費用がかかります。

弊社の取り組みでは不動産調査から家賃交渉など様々な項目があり、基準をクリアした物件と契約をしています。

FC展開での店舗出店でしたら10年で500店舗も夢ではありませんが、弊社では自社営業所として出店していきますのでスピートは格段に遅くなります。

やはり一番はターゲットととなる物件をいかに安く借りられるかです。

社長なら誰でも嫌う「固定費」を抑えるためです。

固定費で一番は人件費
その次が家賃です。

人件費は法律で決められている最低賃金がありますので仕方ありません。
2番目の固定費である家賃は家賃交渉などで4割くらいは下げれる場合もありますので、しっかりとした調査が必要です。

先日打ち合わせでクライアントが教えてくれましたが、横浜駅前の有名なビルですが、数年前の半額で借りれたそうです。

大きい物件は交渉もし易いのですが、今回は零細企業の話なので月に何百万の家賃ではなく、数万円から数十万円の物件についてです。

結論から言うと同じです。
4割位は落とせます。

逆にそれくらいの意気込みで交渉しないと自分の会社が危なくなります。

自分の会社のため、社員の為に家賃の固定費はしっかり交渉しましょう。


零細企業の運営は大変である。

独立して最初の5年はご飯を食べるため(生きていくため)に働きます。

独立したては夢や希望に満ちてはおりますが、仕事がありません。

最初は自分で仕事を取り、自分でこなしていくしかありません。

時給計算をすると1時間1000円にならないお仕事もあり、バイトしたほうが稼げる!!と思ったりもする時期です。

そして徐々に信用をつけていき自分ではこなせなくなったら人材を募集するようになります。

パートさんは勤務地が近ければ事務作業などであればすぐに集められますが、正社員となるとそうはいきません。

中高年者の正社員であれば、ハローワークなどで来てくれる場合もありますが、新卒者の採用は本当に苦戦を強いられます。

普通に考えてわかることですが、大学を卒業して第2の人生を決める大事な就職先を昨日今日出来たばかりの零細企業に来るわけがありません。

来たらおかしいです(笑)

募集をした結果、もちろん誰も来ませんから採用できません。
しかし、人材がいないと仕事がこなせません。

その結果知り合いや友人などに声をかけて手伝ってもらったりもしますが、それもうまくいきません。

そんなことをやってると5年は過ぎてしまいます。

起業して5年経たずに解散、倒産、休眠に追い込まれてしまうのは、仕事が取れない!良い人材を獲得出来ない!この二つに尽きます。